臨床工学技士の求人情報

臨床工学技士とは、病院内で医療機械の操作や保守点検、管理提供を行っています

臨床工学技士の仕事は一言でいうと医療機器のスペシャリストです。病院内には血液透析装置や人工心肺装置、人工呼吸器等、さまざまな医療機器があります。、臨床工学技士はそれらの医療機器の操作や保守点検、管理提供といった業務を一手に引き受けています。メカのスペシャリストでありながら、患者の命と安全を守る仕事でもあります。
臨床工学技士になるには、大学で臨床工学科、医用生体工学科などで学んだ後、「臨床工学技士国家試験」を取得する必要があります。受験者数は年々増加傾向にあり、平成24年で2361人が受験しています。合格率は約76パーセントです。この職種は医学と工学の両面の知識が問われます。最新の機器が次々と開発投入されていくため、それについて行かねばなりません。機械が好き、新しい事に好奇心が強いといった性格の人が向いています。
就職先は主に診療所（透析クリニックなど）が多く、病院勤務もあります。緊急で運ばれて来た患者の命を機器によりつなぎ止める仕事もあり、残業や緊急出勤などもあります。直接の治療を行う医師とは別の救命の最前線に立つ職業です。
以前は医師が工学技士の仕事も並行して行っていましたが、機器の進歩、複雑化により臨床工学技士の認知度、重要性が増々高まってきています。