福祉用具相談員等の求人情報

福祉用具相談員とは、要介護者や身障者の方に、適切な福祉用具の選定や助言を行う仕事です

福祉用具とは、車いすや杖などの歩行支援具から、リクライニングベッドなど多岐にわたります。福祉用具を必要とする人の要介護度や障害の重さに応じて適切な福祉用具を選定し、正しい使い方をアドバイスするのが福祉用具相談員の仕事です。福祉用具相談員になるために、特別な資格などはありません。「福祉用具専門相談員指定講習」を40?50時間受講することで、福祉用具相談員になることができます。
福祉用具の選定は、用具を使用する当人だけではなく、その家族も安心できることが重要です。広い福祉用具の専門知識はもとより、介護をする側とされる側、両方の気持ちを理解しようとするコミュニケーション能力が欠かせないとされています。
勤務先は、主に福祉用具を貸し出すレンタルショップや介護施設などです。各事業所に2名以上の専門相談員を置く決まりがあるため、需要の多い職種といえるでしょう。勤務時間は、比較的安定しています。一度現場を離れ、子育てが落ち着いてから福祉用具相談員になる女性のケースも多いようです。
資格を得てから5年以内であれば、介護支援専門員（ケアマネージャー）実務研修受講試験の受験資格を得ることができます。さらに専門性を磨きたい方は、これを活かしてスキルアップする事も可能です。高齢化の進む現代において、これからさらに重要性が高まる職業といえます。