中途採用の履歴書のポイント

『中途採用の履歴書を書く際に気を付けるべき4つのポイント』

中途採用において、履歴書は大変重要です。ほとんどの企業では、書類選考で履歴書の提出を求められます。職務経歴書と異なり軽視しがちな書類ですが、気をつけないと不採用の原因になりかねません。そこで、中途採用の履歴書を書く際に気を付けるべき5つのポイントをご紹介しましょう。

スピード写真を使用してはいけない

採用担当者は履歴書を見た際、最初に履歴書に貼られている写真から応募者の第一印象を持ちます。簡単な図形や絵でも文字の4倍の情報量があると言われているのですが、写真のような画像であればそれ以上の印象を見る側に与えるでしょう。
そしてこの「第一印象」の良し悪しが、履歴書に書かれている文字情報への印象にも繋がります。同じことが書かれていても、第一印象が良ければプラスに評価される傾向が高まるというわけです。

忙しいからと言って履歴書の写真をスピード写真で済ませる方がいますが、第一印象の観点から見ればNGであることが分かると思います。転職は人生の大きな転機ですから、チャンスを逃さないためにも、プロに撮影してもらうことをお勧めします。

誤字・脱字に気を付ける

誤字・脱字には誰もが気を付けるものですが、書いた本人はなかなか気が付きません。そのため注意深く書くだけでなく、書き終わった後で第三者に見てもらうか、少し時間を置いてから再確認をすると良いでしょう。時間をおくだけでも、気が付きやすくなります。
また修正をする際、手書きならば修正液は御法度です。企業に提出する正式な書類ですから、手間でも書き直すようにしましょう。

中途採用では、学歴より職歴が重要

多くの中途採用では、募集する職務に対して即戦力の人材であるかが判断されます。つまり学歴よりも職歴(=能力)がポイントになるということです。
学歴は、大学などの最終学歴のみで十分。職歴に関して訴求できるようにすることで、履歴書から多くの情報を得てもらうことが可能になります。例えば同じ企業での所属だとしても、部署異動などを盛り込んでおくのも良いでしょう。詳細は職務経歴書に記載できますので、要点のみの記載でもまずは「興味を持ってもらう」ことに繋がります。

虚偽の記載を絶対にしてはいけない

自分のことを良く見せたいからといって、虚偽は絶対にいけません。虚偽の記載は、判明した時点で採用取り消しになることもあります。転職回数が多い場合などは、特に職歴を偽りたくなる(短期間の退職履歴を削除する 等)こともあるでしょう。しかし年金の加入データなどから職歴が分かることもあるので、虚偽の記載は決してしてはいけません。嘘は突き通せないものですし、社会人として最低限のルールです。

いよいよ説明会、筆記試験、面接へ
それぞれの注意点を気をつけてください。

中途採用の説明会の注意点

中途採用の筆記試験の注意点

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