半導体開発の求人情報

半導体開発とは、精密機械の中で最も重要とされる「半導体」の電子回路の開発、研究をする仕事です

「半導体」とは今やほぼ全ての電子機器に入っていると言っても過言ではない、マシンの中枢をになう部品です。テレビを例にすると、それまで真空管だったのが半導体に変わり、劇的な小型化、高機能化を可能としました。「ある条件下では電気を通さない（不導体）が、ある条件下では電気を通す（導体）」性質を持つ物質が、「半導体」と呼ばれます。半導体開発は、その物質へ与える条件の模索や回路の開発をする仕事です。
半導体開発者になるには特に必要な資格などはありませんが、専門色が強いため、求められるのは大学などで電子システム工学、電気・電子工学、電気工学などを学んだ人となります。大学院まで進み、そのまま研究者になる人もいます。コンピューターが好きで、細かい数字を扱うのが苦にならない、こつこつ築き上げて行く事に達成感を感じるといった人に向いた仕事といえるでしょう。
勤務先は主に一般企業、研究所です。勤務時間は勤務先にゆだねられますが、関わったプロジェクトが終わるまでは残業が多くなるなど、変則的です。
現在、世界中で半導体の開発競争が激化し、働く場所も国内とは限りません。また、同僚が外国人である可能性も多くあります。部署内はもとより、他部署との連携が欠かせない仕事ですのでコミュニケーション能力も重要です。