管理栄養士の求人情報

管理栄養師は、バランスの取れた食生活の維持を指導し、人々の健康をサポートする仕事です

現代日本は食生活が増々豊かになった一方で、いわゆる生活習慣病や肥満といった問題が深刻化しています。そんな中、食についての専門知識を持ち、人々の健康を食事でサポートするのが栄養士です。食事の提供はもとより、献立考案、調理指導なども行います。そして、その栄養士がさらにキャリアアップとして目指すのが、管理栄養士です。
管理栄養士になるには、2つの方法があります。1つめは栄養士の資格をと取り、決められた年数の実務経験をこなした後、「栄養管理師国家試験」を受けて合格する方法です。そしてもう１つは、管理栄養士の養成施設（大学や専門学校）を卒業して、国家試験に合格する方法となります。国家試験の合格率は約3割と難関で、2度、3度とトライする人も珍しくありません。
学校では、臨床栄養学や公衆栄養学、給食経営管理論などを学びます。料理を作ることや食べることが好きであることは、栄養士になる第一条件といえるでしょう。食事が人に与える影響を考えると同時に、自らも調理場に立つ体力と知力の両方が求められます。
勤務先は、主に病院や学校、スポーツ施設など人の集う場所です。近年ケアハウスや幼稚園などより、きめ細やかな食事のケアが求められる施設の求人が多くなってきています。勤務時間はさまざまですが、シフト制が多く、比較的休みが取りやすい傾向にあります。国家試験の合格率は約3割と難関で、2度、3度とトライする人も珍しくありません。