出版社の中途採用について

『変わりゆく業界。大変な仕事が多いため、情熱無しには続けることが難しい』

電子書籍の普及などから、出版業界の仕事は激しく変化しています。中途採用においても、これまで募集されることのなかった織布が増えるなど、注目の業界と言えます。

出版社の多くは、特化した分野や得意な方向性を持っています。そのため出版社への転職を考える場合には、次のようなことを念頭に置く必要があるでしょう。

  • 自分が携わりたい分野
  • 活かしたい専門性

出版社では扱う書籍分野によって部署を分けている場合もあり、中途採用でも特定部署で募集が出ていることも少なくありません。分野によっては英語などの語学力やパソコン技能、あるいは医療など専門知識を必須要件としていることもあります。

職種では編集職や営業職が多く見られ、編集職ではアシスタントとして未経験からチャレンジも可能。経験より感性を第一として採用するケースも多いので、異業種であっても能力を認められれば、採用の可能性はあります。

ただし編集職は、早期離職も多い仕事です。クリエイティブで華やかなイメージとは反し、非常に大変な仕事であるという背景がありますが、その点は理解しておく必要があるでしょう。営業職についても同様ですが、本が好きなだけでなく、「書籍を多くの人に読んでもらいたい」という情熱を持てなければ、出版社への転職は難しいでしょう。

同じマスコミ業界という点では、テレビ局の中途採用も参考にしてください。