地方公務員の中途採用について

『職務経験がある人を対象に試験が行なわれています。定期的な各自治体のWEBサイトなどで採用情報をチェックが必要。』

地方公務員の中途採用は、各自治体で行われています。そのため採用情報については、各自治体のWEBサイトなどで採用情報をチェックする必要があります。

地方公務員の中途採用では、「民間企業等職務経験者採用試験」や「社会人採用試験」などという名称で、民間企業での職務経験がある人を対象に試験が行なわれています。都道府県や政令指定都市では毎年同じような時期・形式ですが、それ以外の自治体では必ず行われているわけではありません。あらかじめ、自治体へ問い合せると良いでしょう。

経験者採用試験を行う自治体は増えていますが、その他に一般枠の試験があります。これは新卒者も受験する試験ですが、大卒程度の公務員の場合は30~50代でも受験できる試験があります。 ただし一般枠の試験で職務経験が評価されるのは、面接などだけです。筆記試験では、大学生と同じ教養面などで得点を競うことになります。試験を通過するには、計画的にこうした試験対策を行なう必要があるでしょう。

民間経験者採用試験は、一般枠の試験と比較すると試験区分が限定されます。各自治体によって異なりますが、技術系区分や資格、免許が必要な専門性の高い区分が多い傾向といえるでしょう。高い専門性やスキルを求められる求人が、近年増加しています。 また試験内容は、教養試験や論文試験、面接試験です。専門性について見られる試験は、ほとんどありません。一般的な教養試験対策で対応できる範囲です。

国家公務員の中途採用についても参考にしてください

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