財団法人の中途採用について

『求人募集が少ないにもかかわらず、転職を希望する人が多い人気の業界』

財団法人の中は中途採用を行なわず、新卒のみで採用活動を行なっているところがあります。そのため、特定の財団法人へ転職したいと思っても、財団によってはいくら探しても募集が見つからないかもしれません。

財団などの公益法人は国・地方をあわせて全国に25,000程あり、業務内容から規模、管轄などが異なります。そのため、その法人がどのような業務を行なっているのかにより、中途採用の有無も違ってくるのです。基本的に財団法人では、欠員が出ない限り募集は行なわれません。

財団法人の採用情報を探すためには、まず各ホームページを確認しましょう。医療関係であれば厚労省管轄の団体を調べて定期的にチェックするなど、タイミングを逃さないよう注意が必要です。募集そのものが少ないため、いつ、どこで採用が行なわれるか分かりません。最近では転職エージェントや求人サイトへ募集を出すことも増えていますので、あわせて登録しておくと良いでしょう。

財団法人の募集には、応募者が殺到する傾向があります。転職エージェントへの募集依頼が増えている背景として、応募前の段階である程度の人選が必要ということがあるようです。非常に狭き門であり、書類選考の段階から目を惹く経験・スキルを身につけることが大切といえます。

尚、既存の財団法人は公益法人制度改革関連3法の施行により、平成25年11月末日までに公益財団法人または一般社団法人に移行しなければならなくなっています。これから財団法人への転職を考える方は、覚えておきましょう。

学校法人の中途採用、大学職員の中途採用も参考にしてください。