中途採用の説明会の注意点

『本当に志望する人にのみ選考を受けてもらうという意味で会社説明会を行う企業が多い』

会社説明会というと新卒採用を思い浮かべる方が多いかもしれませんが、中途採用でも実施している企業が実は少なくありません。
特に大手企業では、中途採用の募集を出すと大変な数の応募者が集まります。そんな企業ではまず自社を理解し、本当に志望する人にのみ選考を受けてもらうという意味で会社説明会を行うメリットがあるのです。

中途採用の会社説明会は、ただ会社概要や仕事内容を説明してくれる場ではありません。既に、説明会から選考が始まっていると考えましょう。
例えば募集情報に「ビジネスカジュアルでも可」などと記載されている場合。鵜呑みにしてスーツ未着用で参加する方もいますが、やはりビジネスの場という観点からスーツ着用が原則です。
もちろん遅刻も厳禁。早めに到着するようにします。会場の席は早く訪れた人から埋まっていきますから、座席確保という意味でも早めに到着するメリットは大きいといえます。

また説明会の内容は、しっかりメモを取って記憶するくらいの気持ちが大切です。面接の際に説明会が話された内容を聞いてしまうようなことがあれば、「この人は、ちゃんと話を聞いていない」などと判断去れかねませんので、注意が必要です。

何百人もいるような説明会であれば、企業側がすべての人を把握するのは難しいかもしれません。しかし50人程度の説明会であれば、企業の担当者はほとんど全員を見ています。眠そうにしていたり、興味がなさそうな態度をしていたりということがないよう、緊張感を持って臨みたいものです。

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