中途採用の面接時の自己PR
『面接官が、他の社員の方にあなたを説明できるような自己PRを心がけてみましょう』
中途採用の面接で大切なことは、「この人を採用するとメリットがありそう」と思ってもらうことです。そのためには自身のスキルや過去の経験、やりとげた業務成果などを、自己PRとして具体的に伝えます。
自己PRは、会社に自分という人間を知ってもらう貴重な機会となります。以下のようなポイントを抑え、その背景なども交えながら具体的に話すと良いでしょう。
- 活かせると考えているスキルや経験について、具体例を交えながら
- 業務成果について、自分の役割やBefore＆Afterでの数値データなどを交えながら
- 転職してどのようなキャリアステップを進みたいと思っているのか
単純に過去の経歴を話すだけでは不十分です。自分について知ってもらうということは、「どんな人間なのか」「これまで何をしてきたのか」は当然のこと、空相手に対して自分が入社した際のイメージを持ってもらうことが大切になります。具体的に自社で活躍し、成果を挙げるイメージを持ってもらえれば、採用を躊躇する理由はないでしょう。
ただし自己PRでも、注意しなければいけないことがあります。特に多いのは、話が長い人です。とにかくアピールしなければという焦りからか、長々と余計な話まで含めて話し続けてしまう人がいます。これでは、結局何を言いたいのかくみ取ることも困難でしょう。
まず先にポイントを話、その背景を完結に述べること。例えば経験を話すのであれば、
「私は前職で●●というプロジェクトを経験し、この経験は貴社でも活かせるものと考えています。なぜなら〜、〜だからです。」
と言った具合です。面接官が頭の中を整理しやすいよう、長話ではなく整理された情報をこちらから伝えましょう。
面接官が、他の社員の方に「●●という点であなたを採用すべきだよ」と言えるように心がけてみましょう。