志望動機 転職・正社員編

「志望動機を作成する上で、ネガティブにならないように転職理由をしっかり考えることが重要」

履歴書や職務経歴書を作成するときに、志望動機をだけ考えてしまうと転職理由と矛盾することがあります。採用する側にとっては、志望動機と転職理由がきちんと論理的に説明つくことが重要であり、転職理由は非常に気になることです。履歴書はもちろん面接時にきちんと説明できるように、志望動機と転職理由は準備しておきましょう。

採用担当者は、転職理由から応募者の仕事に対する姿勢や考え方を知ろうとしています。「採用しても、すぐに辞めてしまうのではないか」などと、応募者の物事に対する捉え方などからストレス耐性を判断しています。

転職理由は、応募者の年齢によっても異なります。20代半ばくらいの人であれば、これからの成長に期待されますので、向上心や責任感があることを印象付けられれば良いでしょう。そのため、「もっとステップアップしたい」などの理由がアピールになります。30歳以上になると社会人としての経験もありますので、リーダーシップや自分が自信を持っている経験やスキルがあるはずです。そのため、「これまでの経験やスキルを生かしてさらにステップアップしたい」などと持っていくと良いでしょう。

本音は違っても、絶対にネガティブな理由にしないことが原則です。例えば前職での残業が多かったことを理由とするのであれば、「生産性を重視した職場で働きたい」などと言い換えるようにします。ネガティブな転職理由は、ネガティブな印象を与えてしまうのです。 転職理由が整理した上で、応募先企業を理解し、同様の転職理由に当てはまらないことが伝わる志望動機を心がけましょう。